グランドハイアット福岡 宿泊記(2020.11.10~11.12)

福岡市は博多区にあるグランドハイアット福岡に宿泊してきたので、今回も宿泊記を書いていこうと思います。4travelで書けよって声が聞こえてきそうですが......。ひとまず、前段の話から。

 

私はどこかに行く場合はマリオット系列のホテルでの宿泊をまず考えますが、福岡、というか九州には、マリオット系のホテルはほぼ進出していないため、その点では宿泊候補がありません。

ですが、多少お金を出しても折角なら宿泊実績がポイントになるホテルがいいなと思ったので、

今回はグランドハイアット福岡に宿泊することを決め、併せてポイントを貯めるためにハイアット提供のホテルプログラム“WORLD OF HYATT"の無料一般会員になりました。

 

では、最初にホテルの情報から。

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“福岡市の中心・博多区に位置する高級ホテル、グランドハイアット福岡は、ビジネス・エンターテイメント・ショッピングの複合施設「キャナルシティ博多」に併設した便利なロケーションにあります。“

“ホテルの特徴
372の客室及びスイート
レストランと2つのバー
フィットネスクラブ「クラブ オリンパス」 (ジム、室内プール、ジャグジー、サウナ、バスエリア、リラクゼーションルーム)
2フロアに6つの宴会場と6つの会議室
1,064㎡のザ・グランド・ボールルーム
ウェディング施設 (ホワイトローズチャペルや神殿)
フォトスタジオ“

(以上、いずれも公式サイトより)

 

canal(運河)を名に冠する商業施設に隣接したホテルです。目の前には川が広がっています。

当日ですが、京都から新幹線で博多へ。駅西側の出口からキャナルシティに向かって15分ほど歩けば到着です。

 

正面エントランス。キャナルシティ側からも入ることが出来ます。

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日中のロビーの写真を撮り忘れましたが、白檀?百合?品のある甘い匂いがしていて、ラウンジやフロントからは絶えず人の声と音がします。商業施設に隣接していることもあるのか、独特の活気を感じられます。

 

 

今回は6階のお部屋をアサイン。

1フロアに50室ほどあります。

とても広く入り組んでいて、まるで迷宮のよう。

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スーペリア相当のツインのお部屋(37平米)でした。

当初はモデレートのお部屋を予約していたのですが、チェックイン時に無償アップグレードを貰えました。

通常、一般会員では客室アップグレードは特典にありません。

平日の宿泊だったから?

ともかく、運が良かったのだと思います。

 

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1人での滞在ですが、ツインベッドルームも良いものですよ。

片方は寛ぎ専用、もう片方は寝台専用に使い分けができますし......。
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窓辺に置かれたソファ。主にここで過ごしました。

窓からは那珂川、そして対岸に中洲の繁華街が見えます。
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ライティングデスクは小さめ。

滞在中は物置にしていました。
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両ベットサイドにはそれぞれに目覚まし時計と電話。

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ミニバー。ルームサービスは良心的な値段、もちろんネスプレッソも。

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続いてバスルーム。

このホテルの客室において、最も特徴的なエリアだと思います。

ガラスと鏡に溢れています。

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広々としています。バスルームだけで客室の1/3を占めるそうです。

深く大きな浴槽は脚を伸ばしてゆったりと入浴できます。

入浴中に天井を見上げると、湯船に貯めたお湯のゆらめきが反射して、きらきら光っていました。

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沢山のガラスと鏡は、水を美しく見せるための仕組みのようです。

ちなみに、レインシャワーも設置されています。

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バスアメニティはBalmain。

これが本当によかった!

洗浄力は文句なし、白眉なのはその香りで、トップは百合や水仙の匂い、時間が経つとバニラっぽい匂いに変わります。

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さて、このホテルですが、夜には少し顔が変わります。

近接しているキャナルシティでは、施設の中を水が流れており......。

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15分おきくらいに、噴水がこのようにライトアップされます。

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滞在中にはプロジェクションマッピングもやっていました。

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ロビーからの写真です。

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このホテルは95年に開業しており、造り自体にその時代のシティホテルらしい華やかな雰囲気があります。

そこに加えてキャナルシティという施設の持つ、水を上手く使うという特徴が溶け合い、独特の豪奢さを感じられます。

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また、ロビー階にはウルフギャング・ステーキハウスが居を構えています。

感染症対策で開け放たれた扉から漂う、牛肉とソースのいい匂いが、フロア全体に充満していて、

色鮮やかなイルミネーションと合わさり、五感全てへ響く舞台装置となって、最高にデカダンな雰囲気を味わえます。

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夜のエレベーターホールと客室。

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ルームサービスではクラブサンドウィッチをいただきました。

具はBLTに加えて厚焼き玉子と鶏胸肉。

シンプルですがおいしかったです。

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ある人が、「都会の特定のホテルではあえてカーテンを薄く開けて眠る。街のエネルギーを感じれるので」という趣旨のことをおっしゃっていましたが、さてさて......。

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以上、3日間の滞在はこんな感じでした。

今回の宿泊は旅行目的ではなかったですし、急な宿泊であったため、当日は正直、“寝られればそれで良い“というぐらいの気持ちだったのですが、

アップグレードをはじめとして、グランドハイアットが持つ独特の豪奢さと活気を感じつつも堅苦しすぎない雰囲気の中で、滞在中は居心地よく過ごさせていただきました。

次回は是非とも、所用ではなく旅行としてこのホテルを訪れたいなと思いました。

 

最後に、話は変わりますが、

今回の宿泊は、20年近く前のハイアットレジデンス滞在以来、人生2度目のハイアット宿泊であり、当時幼いながら感じていたスタイリッシュな印象が良かったことから、ハイアットというブランドに対していいイメージがありました。

その後、家族が蜜月であったヒルトンを選ばず、マリオットの手を取った私ですが、

今回の滞在を終えたいまは、マリオットだけではなくハイアットとも無理のない範囲でいい関係を築いておきたいなあ......と思っています(隠語)。

 

おしまい。